食物性の変異原であるアクリルアミドが誘発したDNA損傷における、韃靼そばおよびそば抽出物・ルチン・ケルセチンの抗遺伝毒性
Antigenotoxic Effects of Tartary and Common Buckwheat Extracts, Rutin, and Quercetin on DNA Damage Induced by the Dietary Mutagen Acrylamide
- 出典:
- Fagopyrum
- 2025
- 42
- 41-47
- DOI:
- 10.3986/fag0048
- 要旨:
- 韃靼そば抽出物は、通常のそば抽出物と比べてポリフェノール含量が高かった。アクリルアミドによるHepG2細胞のDNA損傷を評価系として、濃度の異なる試験サンプルを投与して抗遺伝毒性を比較した。韃靼そば抽出物は、単離したルチンやケルセチンよりも低い濃度でDNA損傷を阻害した。