ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

ゲニステインとケルセチンとの組合せは、ヒト由来皮膚癌細胞A431およびA375における抗癌活性を増強する

Genistein−quercetin combinatorial treatment yields enhanced anticancer activity in A-431 and A-375 human skin cancer cells

要旨:
種類の異なる皮膚癌細胞にて、ゲニステインとケルセチンとの組合せが、それぞれの単独作用時と比べて顕著に細胞毒性を増強した。ヒト由来外陰部上皮様癌細胞株A431にて、組合せの細胞毒性は最大で23.07%の向上を認めた。一方、悪性黒色種細胞株A375においては最大で38.43%の増強が見られた。