ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

ストレプトゾトシンが誘発した糖尿病性腎症モデルにおけるケルセチンの改善効果

Ameliorative Effect of Quercetin on Streptozotocin Induced Model Diabetic Kidney Disease

著作名:
Doaa Habib
Hemmat M. Eissa
Marwa M. Lotfy
Mohamed F. Dowidar
Safaa I. Khater
出典:
Zagazig Veterinary Journal
2024
52
479-492
DOI:
10.21608/zvjz.2024.308501.1257
キーワード:
糖尿病性腎症
ラット
ケルセチン
抗炎症作用
動物実験
要旨:
ストレプトゾトシンで惹起したI型糖尿病のモデルラットは、血中の尿酸・クレアチニン・ナトリウムカリウムも上昇して、糖尿病性腎症の合併を示唆した。ケルセチンの投与は、血糖値および血中インスリン値を改善し、かつ糖尿病性腎症の4種マーカーも顕著に改善した。ケルセチンはまた、腎組織のTNF-α・TGF-β・IL-1βを低減して、抗炎症作用を発揮した。