カッコウアザミ(Ageratum conyzoides)葉メタノール抽出物の酢酸エチル画分に含まれるフェノール化合物のin silico抗糖尿病活性
In-silico antidiabetic potential of phenolics identified from ethyl acetate fraction of Ageratum conyzoides methanol leaf extract
- 出典:
- Cornous Biology
- 2025
- 3 (2)
- 16-38
- DOI:
- 10.37446/corbio/rsa/3.2.2025.16-38
- 要旨:
- カッコウアザミ(Ageratum conyzoides)葉メタノール抽出物の酢酸エチル画分から得た4成分を対象に、糖尿病の標的蛋白質との親和性を分子ドッキングにて予測した所、イソラムネチンが最も有望であった。糖尿病のモデルラットにイソラムネチンもしくは既存治療薬のアカルボースを投与して、空腹時血糖値を比較した。結果は対照: 421.00±9.10 mg/dL、イソラムネチン: 239.60±8.56 mg/dL、アカルボース: 232.40±6.15 mg/dLであり、イソラムネチンはアカルボースと同等であった。