ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

尿路病原性の肺炎桿菌における、ニトロフラントインとルチンのバイオフィルム形成抑制効果

Exploring the antibiofilm effect of nitrofurantoin and rutin in uropathogenic Klebsiella pneumoniae

要旨:
肺炎桿菌が尿路にバイオフィルムを形成すると、薬物耐性の原因となる。ニトロフラントインとルチンとの組合せは、同菌のバイオフィルム重量を81%減少し、細胞外ポリマー物質は74%減少した。組合せによる成熟バイオフィルム中の細胞死のため、コロニー形成単位(CFU)は9±1 x 10^6から2±1 x 10^6に減少した。