ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

リポ多糖がウズラに誘発した肝障害におけるケルセチンの保護効果

Protective effects of quercetin on LPS-induced liver injury in quails

著作名:
Xinran Li
Shuang Yang
Lingxin Zhu
Huanni Song
Liming Lin
Changyu Cao
出典:
Toxicon
2025
265
108496
DOI:
10.1016/j.toxicon.2025.108496
キーワード:
ウズラ
ケルセチン
肝保護
抗炎症作用
抗酸化作用
動物実験
要旨:
ウズラを3群に分け、ケルセチンを0.02, 0.04, 0.08%を含む餌で飼育した後、リポ多糖を注射して肝障害を誘発した。ケルセチンは用量依存的に血中のALTとASTを低減し、肝中のアルブミンを増加して、肝機能を回復した。ケルセチンは肝組織のTNF-α・IL-1β・IL-6を減少し、IL-10・カタラーゼ・SOD・GPxは増大して、抗炎症作用と抗酸化作用を発揮した。