ケルセチンのバイオアベイラビリティを高めるナノ技術による送達システム: in vitro研究
Nanotechnology-Based Delivery Systems for Enhancing the Bioavailability of Quercetin: In-Vitro study analysis
- 著作名:
- Dipali Zade
- Alka Zade
- 出典:
- Journal of Internal Medicine and Pharmacology
- 2025
- 2 (2)
- 22-29
- DOI:
- 10.61920/fsbhyp64
- 要旨:
- 大豆レシチンとTween 80より調製したケルセチンを担持したナノ粒子は、粒径が162.4±5.3 nmで、ゼータ電位は−32.7±2.4 mVであり、形状は球形であった。ケルセチンの封入効率は85.2%で、担持容量は12.5%であった。In vitro放出実験にて、得られたナノ製剤は最初の2時間でケルセチンを一気に放出した後、72時間かけて残りを徐々に放出する特性を示した。