ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

癌の化学的予防のための革新的な治療ツールとしてのケルセチン: 分子メカニズムと人間の健康への影響

Quercetin as an innovative therapeutic tool for cancer chemoprevention: Molecular mechanisms and implications in human health

著作名:
Rafiq A. Rather
Madhulika Bhagat
出典:
Cancer Medicine
2020
9
9181-9192
DOI:
10.1002/cam4.1411
キーワード:
総説
ケルセチン
抗癌作用
作用機序
要旨:
ケルセチンの抗癌作用を、メカニズムに焦点を当てて解説した総説。前半は、活性酸素種の阻害・レドックス系の調整・癌細胞の周期への介入・アポトーシスについて論じている。後半ではシグナル伝達の阻害に関して、Wnt/β-Catenin/T-cell・p53・Ras蛋白質・PI3K・NF-κB/AP-1の各標的に章を分けて論じている。