ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

授乳中の母ラットの高脂肪食とケルセチン摂取は、子ラットの卵胞発育に影響を与える

Maternal high-fat diet and Quercetin supplementation during lactation influences ovarian follicular development in female Wistar rat offspring

著作名:
Adaobi P. Okeke
Deborah B. Adeniyi
出典:
Tropical Journal of Natural Product Research
2025
9
2880-2885
DOI:
10.26538/tjnpr/v9i6.71
キーワード:
妊娠ラット
授乳ラット
子ラット
高脂肪食
ケルセチン
卵胞
動物実験
要旨:
妊娠ラットを5群に分け、妊娠中~授乳中にかけて以下の条件で飼育した。1) 通常食、2) 高脂肪食、3) 高脂肪食+ケルセチン8 mg/kg、4) 高脂肪食+ケルセチン16 mg/kg、5) 高脂肪食+ケルセチン32 mg/kg。メスの子ラットの卵巣を生後21後に検査した結果、高脂肪食は原始卵胞数および一次卵胞数を有意に減少したが、ケルセチンの用量依存的な改善を認めた。