ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

ケルセチンの新規Schiff塩基誘導体の設計・合成・分光学的評価: HeLaおよびMCF-7細胞株におけるin vitro活性

Design, Synthesis, and Spectroscopic Characterization of Novel Quercetin Schiff Base Derivatives: In Vitro Analyses on HeLa, and MCF-7 Cell Lines

著作名:
Udaya Rajesh R.
Manickam Selvaraj
Dhanaraj Sangeetha
出典:
Journal of Molecular Structure
2026
1349
143692
DOI:
10.1016/j.molstruc.2025.143692
キーワード:
Schiff塩基
ケルセチン誘導体
ラジカル消去
子宮頸癌
HeLa
乳癌
MCF-7
要旨:
ケルセチンの4位のケトンをアニリン類と縮合して3種の新規Schiff塩基誘導体を合成し、構造は各種スペクトルにて確認した。新規誘導体は3種とも、ラジカル消去活性がケルセチンを上回った。また、子宮頸癌細胞株HeLaおよび乳癌細胞株MCF-7にて増殖阻害活性を評価した結果、ケルセチンを上回る細胞毒性を有した化合物が1個ずつ発見された。