フラボノイドの分子ドッキングとADMET評価による、糖尿病治療薬におけるDPP-IV阻害剤としてのin silico研究
In-silico Estimation of Flavonoids through Molecular Docking and Assessment of ADMET properties as DPP-IV inhibitor in the treatment of Diabetes Mellitus
- 出典：
- Current Trends in Biotechnology and Pharmacy
- 2025
- 19
- 2397–2410
- DOI：
- 10.5530/ctbp.2025.3.25
- 要旨：
- 19個のフラボノイドを対象に、糖尿病の重要な治療標的であるDPP-IVとの親和性を分子ドッキングにて検証した。ケルセチンとケンフェロールが上位2化合物であり、結合エネルギーは−9.3および−9.2 kcal/molであった。両フラボノイドともLipinskiのルールオブファイブを完全に満たしており、最適な薬物特性を有している。