ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

皮膚炎におけるルテオリン・ケルセチン・セチリジンのTSLPおよびNFkBの標的化

Targeting TSLP and NFkB in dermatitis using computational and experimental validation of luteolin, quercetin and cetirizine allopolyherbal combination

要旨:
ネットワーク薬理学が予測したアトピー性皮膚炎の治療標的は、胸腺間質性リンパ球新生因子(TSLP)とヒスタミンH1受容体であった。分子ドッキングの結果、ルテオリンとケルセチンのTSLPに対する結合エネルギーはそれぞれ、−6.2および−6.4 kcal/molであった。また、セチリジンのヒスタミンH1受容体に対する結合エネルギーは、−9.1 kcal/molであった。ルテオリン・ケルセチン・セチリジンの組合せのDPPHラジカル消去活性は、IC50値が1.54 μg/mLであった。