ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

MMP-7および9の発現の下方調節により、ロニダミンのヒト乳癌細胞MCF-7への効果は、ケルセチンが増強する

Potentiation of the Effect of Lonidamine by Quercetin in MCF-7 human breast cancer cells through downregulation of MMP-2/9 mRNA Expression

著作名:
Erva Ozkan
Filiz Barka-Ates
出典:
Anais da Academia Brasileira de Ciências
2020
92
e20200548
DOI:
10.1590/0001-3765202020200548
キーワード:
乳癌
MCF-7
ケルセチン
ロニダミン
相乗効果
MMP-7
MMP-9
要旨:
ヒト由来乳癌細胞株MCF-7に、ケルセチンとロニダミンとの組合せを作用させると、それぞれ単独の際と比べて細胞毒性が増強された。ロニダミンが細胞周期チェックポイントのG2/M期を阻害する一方で、ケルセチンはS期に効力を発揮した。組合せはまた、MMP-7および9をコードするmRNAの発現を低下させた。