ケルセチンはアレルギー性鼻炎の徴候および症状を軽減する: インターロイキン-6および8を指標とする評価
The effect of quercetin on interleukin-6 and interleukin-8 levels in reducing the signs and symptoms of allergic rhinitis
- 著作名：
- Niken Dyah Aryani K
- Harijono Kariosentono
- Bambang Purwanto
- Made Setiamika
- Risya Cilmiaty
- Eti Poncorini Pamungkasari
- Paramasari Dirgahayu
- Teti Madiadipoera
- 出典：
- International Journal of Otolaryngology Sciences
- 2025
- 7
- 37-40
- DOI：
- 10.33545/26649225.2025.v7.i1a.26
- 要旨：
- 2014~2025年に出版された、アレルギー性鼻炎におけるケルセチンの有効性を報告した動物実験の論文5件をシステマティックレビューした。ケルセチンはIL-6を低減するが、IL-8の低減は2件の論文に記載があった。軽減する症状は、くしゃみ・粘膜の炎症・免疫グロブリンEのレベルであった。ケルセチンの標的は、NF-κBおよびMAPKシグナル伝達である。