ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

ドキソルビシンが誘発した心毒性の細胞モデルにおける、ケルセチン・クルクミン・レスベラトロールの保護効果

Protective effects of quercetin, curcumin and resveratrol in an in vitro model of doxorubicin-induced cardiotoxicity

著作名:
B. Stoyanov
D. Stefanova
R. Bogdanova
V. Tzankova
出典:
Acta Medica Bulgarica
2025
52 (3)
53-62
DOI:
10.2478/AMB-2025-0061
キーワード:
心筋細胞
H9c2
ケルセチン
クルクミン
レスベラトロール
ドキソルビシン
心毒性
要旨:
心筋細胞H9c2をドキソルビシンで刺激して、心毒性の細胞モデルとした。ケルセチンとクルクミンは濃度依存的に活性酸素種を減少して、生存率を回復した。レスベラトロールにも同様の保護作用を認めたが、1 μM以上の高濃度のドキソルビシンでは無効であった。