ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

思春期前にマウスがシクロホスファミドに曝露しても生殖能力を維持する、間葉系幹細胞とケルセチンの役割

The role of mesenchymal stem cells and quercetin in preserving fertility in prepubertal male mice exposed to cyclophosphamide

著作名:
Amirreza Jourabchi
Morteza Abdi
Leila Roshanghar
Homa Aminzadeh Ghavifekr
出典:
Naunyn-Schmiedeberg's Archives of Pharmacology
2025
398
in press
DOI:
10.1007/s00210-025-04551-8
キーワード:
シクロホスファミド
マウス
骨髄間葉系幹細胞
ケルセチン
精巣保護
動物実験
要旨:
思春期前のオスマウスにシクロホスファミドを投与すると、血中のテストステロンが減少し、精巣組織のSODとカタラーゼが減少し、NF-κBは上昇して損傷も見られた。骨髄間葉系幹細胞の精巣移植(1x10^6個の細胞を精巣に注射する)、ケルセチン(150 mg/kg)の投与、両処置の組合せは、シクロホスファミドの悪影響を軽減して、生殖機能を維持した。