ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

抗ウィルス剤が結合した自己組織化ケルセチンナノ粒子は、SARS-CoV-2の似ウィルス感染を阻害する

Quercetin self-assembly nanoparticles with antiviral molecules are effective in inhibiting SARS-CoV-2 pseudovirus infection

要旨:
自己組織化にてケルセチンナノ粒子を調製し、レムデシビルもしくはクルクミンをそれぞれ結合した。SARS-CoV-2の偽ウィルス(SARS-CoV-2の性質は維持しながら毒素を持たない研究用)に感染したベロ細胞を評価系とした。レムデシビルが結合したケルセチンナノ粒子は72.7%の偽ウィルスを中和し、クルクミンの結合では79.8%に達した。