ゲンタマイシンがラットに誘発した腎障害における、ケルセチンと没食子酸の相乗的な抗酸化作用と腎保護効果
Ameliorative Synergistic Anti-Oxidative, and Nephroprotective Effects of Quercetin and Gallic Acid against Gentamicin-Induced Renal Injury in Rats
- 出典:
- Egyptian Journal of Veterinary Sciences
- 2025
- 56
- in press
- DOI:
- 10.21608/ejvs.2025.393256.2902
- 要旨:
- ゲンタマイシンで腎毒性を惹起したラットに、ケルセチンもしくは没食子酸を投与すると、血中のALT・AST・尿素・尿酸・クレアチニンが顕著に減少した。腎組織においては、カタラーゼとSODが上昇し、マロンジアルデヒドは減少して、病変を改善した。全ての評価にて、それぞれの100 mg/kgの単独投与よりも50 mg/kgずつの共投与が良好な結果を与え、ケルセチンと没食子酸との相乗効果を認めた。