ケルセチンによるCDK6活性の阻害は、魅力的な癌治療の戦略である
Inhibiting CDK6 Activity by Quercetin Is an Attractive Strategy for Cancer Therapy
- 著作名:
- Mohd Yousuf
- Parvez Khan
- Anas Shamsi
- Mohd Shahbaaz
- Gulam Mustafa Hasan
- Qazi Mohd Rizwanul Haque
- Alan Christoffels
- Asimul Islam
- Imtaiyaz Hassan
- 出典:
- ACS Omega
- 2020
- 5
- 27480–27491
- DOI:
- 10.1021/acsomega.0c03975
- 要旨:
- サイクリン依存性キナーゼ6 (CDK6)は、癌分野での創薬ターゲットとして注目を集めている。基礎データとして、ケルセチンとCDK6との分子ドッキングを行い、種々のパラメータを取得した。CDK6への阻害作用は、IC50 = 5.89 μMであった。乳癌細胞株MCF-7および肺癌細胞株A549にケルセチンを添加して培養したところ、CDK6の発現を阻止したことを確認した。