ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

ケルセチンのアルツハイマー病の治療効果: in silico/in vitro/in vivoアプローチ

Therapeutic Potential of Quercetin in the Treatment of Alzheimer’s Disease: In Silico, In Vitro and In Vivo Approach

要旨:
分子動力学シミュレーションはケルセチンがアセチルコリンエステラーゼと安定な複合体を形成すると予測し、実測したIC50値は59.15 μg/mLであった。また、DPPHラジカル消去におけるケルセチンのIC50値は33.1 μMであった。スコポラミンで惹起した認知障害のゼブラフィッシュにて、ケルセチンは顕著な改善効果を示した。