ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

ケルセチンは、造血幹/前駆細胞コンパートメントを含む骨髄異形成骨髄のオートファジーを誘発する

Quercetin induces autophagy in myelodysplastic bone marrow including hematopoietic stem/progenitor compartment

著作名:
Suchismita Daw
Sujata Law
出典:
Environmental Toxicology
2021
36
149-167
DOI:
10.1002/tox.23020
キーワード:
骨髄異形成症候群
骨髄
ケルセチン
オートファゴサイトーシス
要旨:
変異原物質N-エチル-N-ニトロソ尿素で惹起した骨髄異形成症候群の骨髄組織に、ケルセチンを添加してその薬効を評価した。ケルセチンは、オートファゴサイトーシス・酸化的損傷の復元・ミトコンドリアの機能回復を上方調節した。PI3K‐Akt‐mTORシグナル伝達は、造血幹細胞および造血前駆細胞のオートファゴサイトーシスに関与しないことが示唆された。