ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

脊髄損傷にてルチンとオクナフラボンは、神経炎症および神経細胞のアポトーシスを軽減する

Intervention of Rutin and Ochnaflavone in the Attenuation of Neuroinflammation and Neuronal Apoptosis in Spinal Cord Injury

要旨:
リポ多糖で惹起した脊髄損傷のモデルマウスにルチンとオクナフラボンの組合せを投与すると、相乗的にミクログリアBV-2の活性化を軽減した。組合せは、炎症サイトカイン(TNF-α・IL-1β・IL-6)およびアポトーシスマーカー(Bax・カスパーゼ-3)を顕著に低減した。組合せはPI3K・AKT・IKKβ・NF-κBのリン酸化を抑制して、PI3K/AKTおよびNF-κB経路を調節した。