ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

ハムスター由来の卵巣細胞におけるケルセチンの抗酸化作用と電気穿孔法

Antioxidant effects of quercetin on Chinese hamster ovary (CHO) cells and their electroporation

著作名:
Laura Kairytė
Indrė Ivanauskienė
Raminta Rodaitė
出典:
Biologija
2025
71
214–222
DOI:
10.6001/biologija.2025.71.3.4
キーワード:
卵巣細胞
ケルセチン
抗酸化作用
生存率
電気穿孔法
要旨:
ハムスター由来卵巣細胞を過酸化水素で刺激すると、生存率が減少した。電気穿孔法にて0.5~2.0 kV/cmの電気パルスを当てても同様に、生存率が減少した。いずれも場合もケルセチンを投与すると、生存率の回復効果を認めた。ケルセチンは細胞内の活性酸素種を減少して、抗酸化作用を示した。