ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

ブファリンとケルセチンを含むナノ懸濁液は、in vitroおよびin vivoで肝細胞癌へ強力に対抗する

A Dual-Drug Nanosuspension of Bufalin and Quercetin Exhibits Potent Anti-Hepatocellular Carcinoma Activity In vitro and In vivo

要旨:
ブファリン(カエルの毒腺分泌物に含まれるステロイド)とケルセチンを重量比1.47:1で調製したナノ懸濁液は、平均粒径が238.4±2.1 nmであり、ゼータ電位は−22.2±0.3 mVであった。ナノ懸濁液は、ヒト由来肝細胞癌細胞株HepG2にアポトーシスを誘導した。ナノ懸濁液はまた、肝細胞癌細胞株H22を移植したマウスモデルにて、腫瘍組織の拡張を72.59%阻害した。