ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

胃内滞留性を有するケルセチンの薬物送達システムの開発と評価: 糖尿病療法の有効性を高める新たなアプローチ

Development and Evaluation of Gastroretentive Drug Delivery System for Quercetin: A Novel Approach for Enhancing Efficacy in Antidiabetic Therapy

著作名:
Vaibhav K. Khatal
出典:
Technische Sicherheit
2025
25
342-349
DOI:
10.5281/zenodo.17192162
キーワード:
ケルセチン
胃内滞留
浮遊性マトリックス錠
ヒドロキシプロピルメチルセルロース
要旨:
胃内滞留性を有するケルセチンのDDSを実現すべく、ヒドロキシプロピルメチルセルロースを基盤とする浮遊性マトリックス錠を設計した。得られたケルセチン製剤は、最大12時間の浮遊持続時間を達成して、胃内滞留時間を延長した。ケルセチンの放出速度は0次であった。以上の結果は、ケルセチンのバイオアベイラビリティの向上と、糖尿病療法の有効性が期待できる。