ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

ケルセチンはアムホテリシンBの活性を高め、Leishmania infantumに感染したヒト単球における活性酸素種とサイトカインの産生を調節する

Quercetin enhances amphotericin B activity and regulates ROS and cytokine production in human monocytes infected by Leishmania infantum

要旨:
Leishmania infantum (リーシュマニア症の病因となる寄生虫)に感染した末梢血単核細胞(PBMCs)にケルセチンとアムホテリシンBとの組合せを投与した。アムホテリシンBの単独投与時と比べ、組合せは寄生虫の死を促進した。ケルセチンはPBMCsにて感染率・IL-6・IL-10・IL-17を低下し、寄生虫には活性酸素種を上昇した。