ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

フラボノール類の抗酸化・抗炎症・抗アポトーシス作用: 神経変性の標的としてのNrf2・NF-κB・p53経路

Anti-Oxidative, Anti-Inflammatory and Anti-Apoptotic Effects of Flavonols: Targeting Nrf2, NF-κB and p53 Pathways in Neurodegeneration

要旨:
アルツハイマー病、パーキンソン病など神経変性疾患における、フラボノール類の抗酸化作用を論じた総説。2部構成で前半は標的ごと、後半は化合物ごとに章分けしている。前半はNrf2、NF-κB、p53に章分けしているが、p53に重点を置いて抗酸化作用のメカニズムに言及した。後半はケルセチン、ルチン、ミリセチン、ミリシトリン、フィセチン、ケンフェロール、モリン、イソラムネチン、ラムネチン、アザレアチン、ゴッシペチンに章分けし、ケルセチンとミリセチンに重点を置いた。