統合失調症マウスモデルの陽性症状に対する、スコポレチンとルチンの抗精神病薬のような活性
Antipsychotic-like activity of scopoletin and rutin against the positive symptoms of schizophrenia in mouse models
- 出典:
- Experimental Animals
- 2017
- 66
- 417-423
- DOI:
- 10.1538/expanim.17-0050
- 要旨:
- 統合失調症のマウスモデルを用いる、ルチンおよびスコポレチンの薬効評価。アポモルヒネで惹起したよじ登り行動と、メタンフェタミンで惹起した常同行動の、それぞれの増大を統合失調症の進行の指標とした。投与量と改善効果の関係は、ルチン・スコポレチンともにU字型の傾向を示した。すなわち、0.05、0.1、0.5、1 mg/kgの各句投与量において、0.1 mg/kgの時が最も効果的であった。