ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

ケルセチンは骨肉腫細胞の活性酸素種の恒常性を乱して、NUPR1依存性のオートファジー細胞死を誘発する

Quercetin induced NUPR1-dependent autophagic cell death by disturbing reactive oxygen species homeostasis in osteosarcoma cells

著作名:
Bowen Wu
Wusi Zeng
Wei Ouyang
Qiang Xu
Jian Chen
Biao Wang
Xiping Zhang
出典:
Journal of Clinical Biochemistry and Nutrition
2020
67
137-145
DOI:
10.3164/jcbn.19-121
キーワード:
骨肉腫
MG-63
ケルセチン
オートファジー
NUPR1
活性酸素種
要旨:
ヒト由来骨肉腫細胞株MG-63にケルセチンを作用させると、オートファジーが加速された。ケルセチンはNUPR1の発現を増大し、その結果、オートファジー関連遺伝子の発現が促進され、同時に活性酸素種の恒常性を乱した。