ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

イソラムネチンは糖尿病が誘発した心損傷を軽減する: 抗酸化物質と抗酸化酵素の調節メカニズム

Isorhamnetin as a promising agent for reducing diabetes-induced cardiac damage: insights into antioxidant and enzyme regulatory mechanisms

要旨:
ストレプトゾトシンで惹起した糖尿病のモデルラットにイソラムネチンを投与すると、用量依存的に心組織のマロンジアルデヒドを低減し、グルタチオン・カタラーゼ・GPx・SODは増大した。心組織にてイソラムネチンは、3種類のATPアーゼ活性を上昇し、p53とVCAMの発現を下方調節した。高用量(150 mg/kg)のイソラムネチンはポジコンで用いたメトホルミンと同等の効果を示した。