ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

イソラムネチンはMAPKおよびNF-κBシグナル伝達経路を媒介して、高脂肪高フルクトース食が誘発する認知障害と神経炎症を軽減する

Isorhamnetin attenuates high-fat and high-fructose diet induced cognitive impairments and neuroinflammation by mediating MAPK and NFκB signaling pathways

要旨:
高脂肪高フルクトース食で惹起した肥満マウスの認知障害を、イソラムネチンが改善した。イソラムネチンは、体重・摂餌量・肝臓の重量・肝臓脂肪・血中中性脂肪を減少し、同時にニューロンの損傷と空間的・長期記憶障害を著しく予防した。イソラムネチンはCREB/BDNFシグナル伝達を活性化し、脳内の神経栄養因子を増大した。