ニコチンとケルセチンを含むポリビニルアルコールナノファイバー創傷被覆材の調製と評価
Preparation and Evaluation of Nicotine and Quercetin Loaded Polyvinyl Alcohol Nanofiber Wound Dressings
- 出典:
- Journal of Pharmaceutical Innovation
- 2025
- 20
- 249
- DOI:
- 10.1007/s12247-025-10094-5
- 要旨:
- ポリビニルアルコールを基盤とするナノファイバーに創傷被覆材の付加価値を高めるべく、エレクトロスピニング法でニコチンとケルセチンを組込んだ。封入効率はニコチンが99.43±6.1%で、ケルセチンが21.86±2.1%であった。得られたナノファイバーの生体適合性は、L929細胞にて確認した。創傷治癒アッセイ(スクラッチ法)にて、ナノファイバーの創傷閉鎖率は対照の3倍を記録した。