ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

メトホルミンとケルセチンは子宮内膜間質細胞の増殖と遊走を改善する: 子宮内膜症の有望な治療法

Metformin and quercetin ameliorate proliferation and migration of cultured endometrial stromal cells: Potential therapeutic options for endometriosis

要旨:
子宮内膜症の患者から採取した子宮内膜間葉系間質細胞にケルセチンもしくはメトホルミンを投与すると、Ki-67とpERK1/2の発現を下方調節し、細胞の遊走を阻害した。ケルセチンとメトホルミンには細胞毒性がなく、総抗酸化能を増加した。以上の結果は、ケルセチンとメトホルミンが子宮内膜症を治療する可能性を示唆した。