ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

ストレプトゾトシンで誘発した糖尿病モデルラットの治療のための、経口投与ルチンの有効性を増強するナノフィトソーム製剤

Nanophytosomes for enhancement of rutin efficacy in oral administration for diabetes treatment in streptozotocin-induced diabetic rats

要旨:
ルチンを担持したナノフィトソーム製剤を調製し、フリーのルチンが持つ吸収性の低さを解決した。ストレプトゾトシンで誘発した糖尿病モデルラットに、このナノフィトソーム製剤を投与(ルチン相当で、25 mg/kg)すると、フリーのルチンと比べて顕著に、高血糖症と脂質異常症を改善した。ナノフィトソーム製剤はまた、総ヘモグロビンと糖化ヘモグロビンのバランスを正常化した。