ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

HaCaT細胞株におけるケルセチンーコバルト錯体の、ケルセチンのスペクトル・抗酸化/酸化促進・細胞毒性

Co(II) Complex of Quercetin–Spectral, Anti-/Pro-Oxidant and Cytotoxic Activity in HaCaT Cell Lines

要旨:
ケルセチンーコバルト錯体を調製し、その固体構造および水溶液中の構造を各種スペクトルで確認した。錯体の抗酸化能は、ケルセチン単独時よりも高まった。錯体はまた、角化細胞株HaCaTに0.06〜15 µMの範囲で無毒であり、かつ抗酸化力を有していた。