角膜クロスリンキングにおけるリボフラビンの代替としてのケルセチンの安全性と有効性
Safety and efficacy of quercetin as an alternative to riboflavin in collagen cross-linking treatment
- 出典:
- Journal Français d'Ophtalmologie
- 2025
- 48
- 104667
- DOI:
- 10.1016/j.jfo.2025.104667
- 要旨:
- 角膜クロスリンキングとは、紫外線A波の照射下でリボフラビンを点眼して、角膜をコラーゲンで架橋する、円錐角膜の治療法である。ウサギを用いて、リボフラビンとケルセチンとの点眼条件を比較した。その結果、ケルセチンの角膜硬化への影響はリボフラビンよりも大幅に低く、代替は不可能であると結論した。