ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

シクロホスファミドが誘発した早発卵巣不全における、PARP1およびGSK3βを介したケルセチンの調節効果

Modulatory effect of quercetin on premature ovarian insufficiency induced by cyclophosphamide via the PARP1 and GSK3β

著作名:
Yuting Wang
Man Chen
Tianqi Deng
Miao Sui
Xiaofei Jiang
出典:
Scientific Reports
2025
15
37610
DOI:
10.1038/s41598-025-21397-5
キーワード:
早発卵巣不全
シクロホスファミド
ラット
ケルセチン
PARP1
GSK3β
動物実験
要旨:
早発卵巣不全は、シクロホスファミドの重大な副作用である。シクロホスファミドで惹起した早発卵巣不全のモデルラットにケルセチンを投与すると、血中の抗ミュラー管ホルモン・エストラジオール・SODが上昇し、卵胞刺激ホルモン・黄体形成ホルモン・マロンジアルデヒドは減少した。ケルセチンはPARP1の発現とGSK3β活性を阻害して、卵巣の機能を回復した。