ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

水銀がラットに誘発した生殖および肝毒性における、ワサビノキ葉抽出物とケルセチンの保護効果

Protective Effects of Moringa oleifera Leaf Extract and Quercetin Against Mercury-Induced Reproductive and Hepatic Toxicity in Rats

著作名:
Gabriel O. Oludare
Jamiu O. Sanni
Bolanle O. Iranloye
出典:
Nigerian Journal of Biochemistry and Molecular Biology
2025
40
24-32
DOI:
10.4314/njbmb.v40i1.4
キーワード:
塩化水銀
ラット
ワサビノキ
ケルセチン
肝保護
精巣保護
精子保護
抗酸化作用
動物実験
要旨:
塩化水銀を投与したラットは、肝・精巣・精巣上体の各組織の重量が軽減し、精子のパラメーター(数・運動性・生存率)が低下し、テストステロンの分泌も低下した。ワサビノキ葉抽出物もしくはケルセチンを投与すると、この様な異常を改善すると同時に、肝および精巣組織のSODとカタラーゼの活性を上昇した。両方の処置はまた、血中のASTとALTも低減した。