好銀性核小体調節領域に関連する蛋白質合成によるケルセチンの抗腫瘍効果
Detection of antitumoral effects of quercetin through protein synthesis associated with argyrophilic nucleolar-regulating region
- 出典:
- Human & Experimental Toxicology
- 2020
- 40
- 90-99
- DOI:
- 10.1177/0960327120943916
- 要旨:
- エールリッヒ腹水癌のマウスを用いる、ケルセチンの薬効評価。モデルマウスにケルセチンを14日間投与した後、腫瘍部位を分析した。ケルセチンは、好銀性核小体形成体(エールリッヒ腹水癌の増殖能指標)を非投与群と比べて有意に減少させた。エールリッヒ腹水癌の進行の鍵部分を、ケルセチンが阻止することを示唆した。