ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

UBC6はPRKN-AURKA-AMPK軸を調節して、卵巣癌に対するケルセチンの阻害効果を媒介する

UBC6 mediated the inhibitory effect of quercetin on ovarian cancer through the PRKN-AURKA-AMPK axis

要旨:
非標識プロテオミクスにて、ユビキチン結合酵素のUBC6をケルセチンの標的蛋白質と認定した。UBC6を導入した卵巣癌細胞株Caov-3およびSKOV3は、増殖・遊走・浸潤が低下した。UBC6はPRKNを介するAURKAのユビキチンによる分解を促進して、AMPK経路を活性化した。ケルセチンはUBC6/PRKN/AURKA/AMPK軸を標的として、Caov-3およびSKOV3の増殖を阻害した。