ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

黒米糠(Oryza sativa L.)に含まれるフラボノイドのα-アミラーゼおよびα-グルコシダーゼ阻害活性をコンピューターにて検証する

Computational validation of black rice Bran (Oryza sativa L.) flavonoids as potential anti-diabetic phytochemicals via targeting alpha-amylase and alpha-glucosidase Inhibition

要旨:
糖尿病の標的であるα-アミラーゼとα-グルコシダーゼの阻害物質を、黒米糠(Oryza sativa L.)に含まれるフラボノイドを対象に分子ドッキングにて探索した。ケンフェロールが最も高いα-アミラーゼとの親和性を示し、水素結合でHis305およびAsp197と相互作用した。一方、α-グルコシダーゼと最も親和性が高かったのがケルセチンであり、Asp282・His674・Asp404と水素結合した。