ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

皮膚線維芽細胞におけるサーチュインの発現: ケルセチンによる薬物調節

Sirtuin expression in skin fibroblasts: pharmacomodulatory effect of quercetin

著作名:
A. D. Kosova
E. S. Mironova
Y. I. Belova
A. O. Drobintseva
V. N. Khabarov
出典:
Molecular Medicine
2025
23 (5)
3-9
DOI:
10.29296/24999490-2025-05-01
キーワード:
皮膚線維芽細胞
ケルセチン
サーチュイン類
アンチエージング
要旨:
ケルセチンを含むヒドロゲルを皮膚線維芽細胞に投与すると、サーチュイン類(SIRT-1・SIRT-3・SIRT-6)の発現が顕著に増加した。サーチュイン類はDNA修復・オートファジー・酸化ストレスの防御の働きがあり、抗老化因子と見なされている。よって、ケルセチンは皮膚のアンチエージング効果が期待できる。