ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

ポリビニルピロリドンでコーティングした銀ナノ粒子がヒト腸上皮細胞に誘発した炎症は、ケルセチンが軽減する

Quercetin mitigates pro-inflammatory effects of polyvinylpyrrolidone-coated silver nanoparticles on human intestinal epithelial cells

要旨:
ヒト腸上皮細胞C2BBe1にポリビニルピロリドンでコーティングした銀ナノ粒子(5 or 50 nm)を投与すると、炎症を誘発した。5 nmの銀ナノ粒子はp65/NF-κB経路を活性化して、Nrf2の発現が減少した。一方50 nmでは、IκBα/NF-κB経路を活性化して、COX-2の発現が増加した。両サイズに共通していた現象は、PGE2とIL-8の上昇であった。この様な異常は全てケルセチンの投与で逆転し、抗炎症作用を発揮した。