ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

パーキンソン病のモデルゼブラフィッシュにおける、フリーのケルセチンとケルセチンを含むナノ乳濁液の効果

Effects of Quercetin in Free Form and Nanoemulsion in an In Vivo Model of Parkinson’s Disease

要旨:
予めフリーのケルセチンもしくはケルセチンを含むナノ乳濁液をそれぞれ投与したゼブラフィッシュに、神経毒1-メチル-4-フェニル-1,2,3,6-テトラヒドロピリジン(MPTP)にてパーキンソン病を惹起した。ケルセチンを含むナノ乳濁液が運動障害を改善し、フリーのケルセチンでは改善効果を認めなかった。活性酸素種と過酸化脂質の低減は、両群にて確認した。