ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

ケルセチンはmiR-197/IGFBP5カスケードを介して、髄膜腫細胞のアポトーシスを誘導する

Quercetin induces apoptosis in meningioma cells through the miR-197/IGFBP5 cascade

著作名:
Shun-an Hu
Jin Cheng
Wo-hua Zhao
Hong-yang Zhao
出典:
Environmental Toxicology and Pharmacology
2020
80
103439
DOI:
10.1016/j.etap.2020.103439
キーワード:
髄膜腫
HBL-52
ケルセチン
miR-197
IGFBP5
アポトーシス
要旨:
ケルセチンは濃度依存的に、髄膜腫細胞HBL-52の生存率と増殖を減少させ、アポトーシスを増大させた。ケルセチンはまた、Bcl-2の発現とm-RNA miR-197を抑制し、Baxの発現とm-RNA IGFBP5を増大させた。従って、miR-197/IGFBP5シグナル伝達とBcl-2/Baxの調節により、抗髄膜腫作用を発揮している。