クロロゲン酸とケルセチンはPPAR-γシグナル伝達経路を介して、マウスの食物アレルギー応答を軽減する
Chlorogenic acid and quercetin alleviate food allergy responses through the PPAR-γ signaling pathway in mice
- 出典：
- Journal of the Science of Food and Agriculture
- 2026
- 106
- in press
- DOI：
- 10.1002/jsfa.70357
- 要旨：
- 食物アレルギーのモデルマウスを確立し、クロロゲン酸もしくはケルセチンをそれぞれ投与した。両者とも対照と比べてIgE・IgG1・ヒスタミンを顕著に減少し、IgG2aは増加して、アレルギー応答を軽減した。両者ともPPAR-γ・CD36・CPT1の発現を蛋白質レベルで上方調節し、PPAR-γ/CD36/CPT1の活性化による抗アレルギー作用を示唆した。