ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

癌のシスプラチン療法における、ケルセチンの二重の役割: 有効性の増強と副作用の軽減

Dual role of quercetin in enhancing the efficacy of cisplatin in chemotherapy and protection against its side effects: a review

著作名:
Masoud Najafi
Shima Tavakol
Ali Zarrabi
Milad Ashrafizadeh
出典:
Archives of Physiology and Biochemistry
2022
128
1438-1452
DOI:
10.1080/13813455.2020.1773864
キーワード:
総説
ケルセチン
シスプラチン
腎毒性
聴器毒性
抗癌活性
相乗効果
要旨:
ケルセチンとシスプラチンとの組合せに焦点を当てた総説。ケルセチンには、シスプラチンが有する腎毒性・聴器毒性を緩和する効果がある。一方で、両者の組合せが抗癌活性を増強した例も知られている。