ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

Atalantia racemosaから単離したフラボノイド(ルチン)の抗炎症作用

Isolation and Characterization of Flavonoid (Rutin) from Atalantia racemosa Wight for Potential Anti-inflammatory Activity

著作名:
Pournima Anil Shelar
Prashant Kumar Dhakad
Ritu Gilhotra
出典:
International Journal of Drug Delivery Technology
2025
15
1237-1244
DOI:
10.25258/ijddt.15.3.44
キーワード:
Atalantia racemosa
ルチン
抗炎症作用
足のむくみ
ラット
動物実験
要旨:
Atalantia racemosaは広く用いられている薬用植物である。乾燥した植物体を石油エーテルで抽出した後TLCにて単離した主成分を、NMRおよびIRスペクトルにてルチンと同定した。カラギーナンで惹起したラットの足のむくみは、得られたルチンが軽減した。ヒスタミンによる足のむくみもルチンが改善して、優れた抗炎症作用を示した。