ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

ケルセチンはcGAS/STINGシグナル経路を調節して、リポ多糖がブロイラーに誘発したファブリキウス嚢のパノトーシスを軽減する

Quercetin mitigated LPS-induced PANoptosis in the bursa of Fabricius via the cGAS/STING signaling pathway in broilers

要旨:
リポ多糖で刺激したブロイラーにケルセチンを投与すると、ファブリキウス嚢のパノトーシス(パイロトーシス・アポトーシス・ネクロトーシスの3要素を併せ持つ、新しい概念の炎症性細胞死)を軽減した。リポ多糖が活性化したcGAS/STINGシグナル伝達はケルセチンが抑制し、ミトコンドリア DNAの細胞質への放出を減少した結果、パノトーシスを軽減した。