ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

流動床コーティングにて調製した固体分散体は、難水溶性であるルチンの溶解性を改善する

Improved Dissolution of Poorly Water-Soluble Rutin via Solid Dispersion Prepared Using a Fluid-Bed Coating System

要旨:
ルチンの水溶性を向上すべく、流動床コーティングによる固体分散体の調製を考案した。ルチンをメタノールに溶解した後、各種担体(ラクトース・マンニトール・微結晶セルロース・二酸化ケイ素・炭酸カルシウム)を加えて噴霧して固体分散体を得た。最も高い水溶性はラクトース1水和物が与え、ルチン/ラクトースの最適比率は1:10であった。粉末X線回折の結果、ルチンはアモルファスとして存在し、IRスペクトルはルチン-ラクトース間の水素結合を認め、それぞれ水溶性の向上を示唆した。